2025/05/13「高校生のための文化講演会」から鎌田實さんの新刊が生まれました

2003年から20年以上にわたって「高校生のための文化講演会」で講師をされている、医師の鎌田實さん。北海道から沖縄まで、その間に訪れた高校は40校に上ります。近年の演題の多くは、「教科書にない一回だけの命の授業」です。

　2024年には、能登半島地震で被災した石川県の七尾高校を訪れました。その際の講演内容を土台に、若者に伝えておきたいことを一冊にまとめたのが、2025年4月末に発売された『17歳のきみへ　人生で大切なことは、目には見えない』です。「僕が十七歳の頃どんな考え方をしていたのか、その考え方がその後どんなふうに自分の人生を変えていったかを書いてみました」と鎌田さん。

　なお、集英社の読書情報誌『青春と読書』の2025年5月号では、この本について、作家の又吉直樹さんと鎌田さんによる対談を掲載しています。記事は、以下の「青春と読書」公式HPでご覧になれます。 http://seidoku.shueisha.co.jp/2505/read04.html