主な講師の方々(五十音順)

  • 角幡唯介 (Kakuhata Yusuke)
    作家・冒険家
    1976年北海道生まれ。2009年冬ツアンポー峡谷無人地帯の完全踏査に挑む。10年『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞、翌年同作で大宅壮一ノンフィクション賞。18年『極夜行』でYahoo! ニュース 本屋大賞ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞。19年から犬橇の旅を開始、毎年グリーンランド北部で長期狩猟漂泊行を継続。23年『裸の大地 第二部 犬橇事始』刊行。
  • 鎌田 實 (Kamata Minoru)
    医師・作家
    1948年東京都生まれ。長野県の諏訪中央病院で地域と一体になった医療活動に携わる。全国の被災地支援のほか、ベラルーシの放射能汚染地帯、イラクの小児病院など海外で積極的な医療支援を行う。ベストセラー『がんばらない』、近著『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』『17歳のきみへ 人生で大事なことは、目には見えない』など著書多数。
  • 久坂部 羊(Kusakabe Yo) 
    医師・作家
    1955年大阪府生まれ。大阪大学医学部卒業。外務省の医務官として9年間海外勤務し、帰国後は在宅医療に従事。2003年『廃用身』で作家デビュー。以後、現代の医療に問題提起する作品を次々に発表。2014年『悪医』で第3回日本医療小説大賞を受賞。2015年『移植屋さん』で第8回上方落語台本優秀賞を受賞。『無痛』『神の手』『怖い患者』『善医の罪』『人はどう老いるのか』『絵馬と脅迫状』『命の横どり』など著書多数。
  • コウケンテツ(Koh Kentetsu)
    料理研究家
    1974年大阪府生まれ。旬の素材を生かした手軽でおいしい家庭料理を提案し、テレビや雑誌、イベントなどで活躍。30か国以上を旅して世界の家庭料理を学ぶ。3児の父としての経験を基に、男女共同参画、子育てについての講演も精力的に行う。『コウケンテツの韓国料理1・2・3』『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』など著書多数。YouTube公式チャンネル「Koh Kentetsu Kitchen」も好評。
  • 鴻巣友季子 (Konosu Yukiko)
    翻訳家・文芸評論家
    ブロンテ『嵐が丘』、ミッチェル『風と共に去りぬ』の親しみやすい新訳、ジュニア向けに『ロミオとジュエット』のノベライズも手がける。著書に、名作のイメージを一新する『謎とき「風と共に去りぬ」』、小中高生に向けた『翻訳教室 はじめの一歩』『ギンガムチェックと塩漬けライム』『日本語と英語、どうちがう?』ほか。青山学院大学などで長年翻訳の教鞭をとる。日本文藝家協会理事、日本ペンクラブ女性作家委員。
  • 澤田瞳子 (Sawada Toko) 
    作家
    1977年京都府生まれ。同志社大学大学院で奈良仏教史、正倉院文書を研究。2011年デビュー作『孤鷹の天』で中山義秀文学賞を最年少で受賞。『満つる月の如し仏師・定朝』で新田次郎文学賞と本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。『若冲』で親鸞賞、『駆け入りの寺』で舟橋聖一文学賞受賞。21年『星落ちて、なお』で第165回直木三十五賞を受賞。著書に『漆花ひとつ』『恋ふらむ鳥は』『吼えろ道真  大宰府の詩』『赫夜』など。
  • 三宮麻由子(Sannomiya Mayuko) 
    エッセイスト
    1966年東京都生まれ。1998年『鳥が教えてくれた空』で第2回NHK学園「自分史文学賞」大賞受賞。2000年『そっと耳をすませば』で第49回日本エッセイストクラブ賞受賞。多数の雑誌での執筆、テレビ、ラジオ出演や講演会で活躍。著書に『世界でただ一つの読書』『四季を詠む 365日の体感』『センス・オブ・何だあ? 感じて育つ』『フランツ・リスト 深音の伝道師』『わたしのeyePhone』『奇跡の食卓』など。
  • 島田雅彦 (Shimada Masahiko) 
    作家
    1961年東京都生まれ。大学生のとき『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー。2010年より芥川賞選考委員。『虚人の星』で毎日出版文化賞、『君が異端だった頃』で読売文学賞受賞。小説以外にも舞台演出、オペラ台本執筆、自作朗読会など広範囲に活躍。趣味はオペラ、料理。近著に『時々、慈父になる。』『大転生時代』『Ifの総て』。
  • 新庄 耕(Shinjo Ko)
    作家
    1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。2012年、すばる文学賞を受賞した『狭小邸宅』にてデビュー。2024年『地面師たち』がNetflixにて実写ドラマ化され、話題となる。同年、続編『地面師たち ファイナル・ベッツ』と、前日譚を描く『地面師たち アノニマス』を刊行。その他の著書に『ニューカルマ』『カトク 過重労働撲滅特別対策班』『サーラレーオ』『夏破』がある。
  • 関口 尚(Sekiguchi Hisashi)
    作家
    1972年栃木県生まれ。99年、茨城大学大学院修了。2002年『プリズムの夏』で第15回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。07年『空をつかむまで』で第22回坪田譲治文学賞、25年初の歴史小説『芭蕉はがまんできない おくのほそ道随行記』でWEB本の雑誌 北上次郎オリジナル文庫大賞を受賞。「青春と読書」26年11月号より同作の続編連載を開始。著書に『ブックのいた街』『明星に歌え』『虹の音色が聞こえたら』など。
  • 高野秀行 ( Takano Hideyuki) 
    作家
    1966年東京都生まれ。早稲田大学探検部在籍中、コンゴ奥地で幻獣を探した探検記『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。以後辺境探検をテーマにしたノンフィクションや、異文化体験を描いた作品を多数執筆。2013年『謎の独立国家ソマリランド』で講談社ノンフィクション賞、24年上村直己冒険賞、24年『イラク水滸伝』でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。新刊『メソポタミアのボート三人男』が2026年6月刊行。
  • 内藤正典(Naito Masanori)
    1956年生まれ。東京大学で科学史と科学哲学を専攻。大学院に進学し修士号は理学で取得するが、社会科学に関心を持ち博士号は社会学。中東・イスラーム世界に精通し、専門は多文化共生論、現代イスラーム地域研究、西洋とイスラームの相関文明論。『外国人労働者・移民・難民ってだれのこと?』『プロパガンダ戦争』『限界の現代史』などの著書、『自壊する欧米 ガザ危機が問うダブルスタンダード』などの共著多数。
  • 中野京子 (Nakano Kyoko)
    作家・ドイツ文学者
    北海道生まれ。西洋の歴史・芸術に関する広範な知識をもとに、歴史や名画の解説書、エッセイを数多く執筆。2007年に上梓した『怖い絵』シリーズが好評を博し、17年に『怖い絵』展、22年に『星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム』を監修。著作は、人気シリーズ『名画で読み解く12の物語』『名画の謎』『美貌のひと』のほか『名画の中で働く人々――「仕事」で学ぶ西洋史』、新刊『旅から生まれた名画』など多数。
  • 朴 慶南(Park Kyung Nam)
    作家・エッセイスト
    1950年鳥取県生まれ。ラジオ番組を通して若者たちとの交流を綴った『クミヨ!(ゆめよ)』が第一作目。生きる力を育み、想像力を豊かにしてほしいという思いを言葉に込めて、執筆、講演を行っている。代表作に『ポッカリ月が出ましたら』『やさしさという強さ』『私たちは幸せになるために生まれてきた』など。共著に作家・村山由佳さんとの対談本『私たちの近現代史女性とマイノリティの100年』がある。
  • 早見和真 (Hayami Kazumasa) 
    作家
    1977年神奈川県生まれ。高校時代は甲子園常連校の野球(補欠)部員。2008年名門野球部の補欠部員が主人公の『ひゃくはち』で作家デビュー。『イノセントデイズ』で推理作家協会賞、『ザ・ロイヤルファミリー』で山本周五郎賞を受賞。21年コロナ禍の高校球児に密着したノンフィクション『あの夏の正解』、22年『八月の母』、24年『アルプス席の母』を発表。
  • 松井今朝子 (Matsui Kesako) 
    作家
    1953年京都府生まれ。早稲田大学大学院文学研究科演劇学修士課程修了。松竹株式会社に入社し歌舞伎の企画制作に携わる故・武智鉄二に師事して歌舞伎の脚色・演出・評論を手がけ、1997年『東洲しゃらくさし』で作家デビュー。同年『仲蔵狂乱』で時代小説大賞受賞『吉原手引草』で直木三十五賞『芙蓉の干城』で渡辺淳一文学賞『一場の夢と消え』で柴田錬三郎賞を受賞。著書に『愚者の階梯』『一場の夢と消え』など。
  • 村山由佳 (Murayama Yuka) 
    作家
    1964年東京都生まれ。93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞受賞。『星々の船』で直木賞、『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、島清恋愛文学賞をトリプル受賞。『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズなど著書多数。2021年伊藤野枝を描く『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。同作は22年にドラマ化、24年に映画化。近著に『二人キリ』『PRIZE-プライズ-』『しっぽのカルテ』。
  • 森田真生 (Morita Masao) 
    独立研究者
    1985年東京都生まれ。2016年『数学する身体』で第15回小林秀雄賞を史上最年少で受賞。22年『計算する生命』で河合隼雄学芸賞を受賞。京都を拠点に研究・執筆のかたわら、国内外でさまざまなトークライブを行っている。著書に『数学の贈り物』、絵本『アリになった数学者』、編著に岡潔著『数学する人生』、訳書にレイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』など。
  • 若松英輔 (Wakamatsu Eisuke)  
    批評家・随筆家・詩人
    1968年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年『越知保夫とその時代 求道の文学』にて第14回三田文学新人賞評論部門当選。2016年『英知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』で第2回西脇順三郎学術賞受賞。著作に『詩集 見えないものを探すために ぼくらは生まれた』『あなたが言わなかったこと』など多数。「三田文学」編集長、読売新聞読書委員などを歴任。NHK番組『100分 de 名著』に講師として出演。